2019年4月26日金曜日

「Windows10」ストレージ取り外しポリシーのデフォルトが「クイック削除」に



 こんにちは。よっしーです。


USBメモリなどをPCから抜き取るとき、

「ハードウェアの安全な取り外し」って皆さん実施してますか?








正直、面倒くさいですよね。別にこれをしてもしなくても、

ハードウェアが壊れるようなことにもなりませんし。。。


そもそも、なんでこの「安全な取り外し」をする必要があるかというと、


ファイルコピーなど、何かしらデータをメディアへ書き込む場合、

取り外しポリシーの設定によって、OSが書き込む内容をキャッシュし、

画面上はコピーが終わったことになっていても、

内部的には書き込みを行っている。という状態があります。



その状態でメディアを抜き取ってしまうと、実際にはメディアへ

書き込んでいる途中となるため、書き込みに失敗し、データが壊れたり、

正しくコピーされないことになります。


「安全に取り外すことができます」というメッセージは、


『キャッシュされたデータが最後までメディアに書き込まれたこと』

を表しており、書き込み中に抜き取られることを防ぐための機能なのです。


で、この「取り外しポリシー設定」ですが、今までの Windows10 では

書き込みキャッシュをを行う「高パフォーマンス」という設定が既定でした。


しかしながら、この「安全な取り外し作業」をユーザーにやらせるのは

あまり流行らなかったようで「Windows 10 October 2018 Update」にて、

書き込みキャッシュを使わない「クイック削除」という設定が既定となりました。


この設定だと、メディアへの書き込みに時間がかかるようになったものの、
(※画面上の話で実際にコピーできるまでの時間はあまり変わらないはず。)

画面上のコピー表示が終われば、即、メディアを抜き取ることが可能です。


今まで「安全な取り外し」を、お作法的にやっていた人も多いかと思いますが、

やっぱり手間ですので、ちゃんとポリシー内容を理解した上で、

安全な取り外しを行わず、安全なタイミングでUSBなど引っこ抜くようにしましょう。


ではまた~。

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