2018年9月14日金曜日

IBM Cloud上でCloudantを使ってみた!(中編)

前回はCloudantサービスとデータベースを作成しました。
今回は、ローカルからデータを登録・取得します。

Cloudantデータベースにアクセスするには、ライブラリをインストールする必要があります。
私の環境はWindowsですので、下記のコマンドを実行してインストールしました。


> py -m pip install cloudant



接続するには、ユーザー名、パスワード、URLが必要です。
「資格情報の表示」から確認しておきましょう。

















python-cloudantのドキュメントページには、データベースオープン、ドキュメント作成などのソースが載っています。
それらを参考に、「引数で指定されたユーザーが存在しなければ登録する」というコードを作成しました。


from cloudant.client import Cloudant
import sys

user = sys.argv[1]

client = Cloudant('d.....', 'a.....', url = 'https://d.....')
client.connect()

database = client['users']
if user not in database:
    database.create_document({'_id' : user})

for document in database:
    print(document)

client.disconnect()


実行してみます。


> py cloudantsample.py Taro
{'_id': 'Taro', '_rev': '1-.....'}

> py cloudantsample.py Hanako
{'_id': 'Hanako', '_rev': '1-.....'}
{'_id': 'Taro', '_rev': '1-.....'}

> py cloudantsample.py Taro
{'_id': 'Hanako', '_rev': '1-.....'}
{'_id': 'Taro', '_rev': '1-.....'}



ダッシュボードで確認すると、データが追加されています。











次回はクラウド上でデータ登録・取得してみます。

またいつか、どこかで。

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