2021年3月26日金曜日

36協定届をe-Govで届け出してみた!

昨秋リニューアルされたe-Govを利用して、時間外労働・休日労働に関する協定届、いわゆる「36協定届」を届け出ます。
実は、昨年もe-Govで電子申請しており、その時は起算日の入力が抜けていたため、再提出となりました。
今年は一発合格となるでしょうか。


届出書の作成


手続きから「時間外労働・休日労働に関する協定届(各事業場単位による届出)(特別条項付き)」を選択します。

「様式追加」により続紙や特別条項を追加することができます。



追加されました。



各様式は紙で提出する様式と同じなので、記載例を参考に入力していきます。


届出書も添付書類も任意!?


次に、昨年と同じように協定書(=記名押印した届出書)を添付します。


ここで疑問が生じました。

添付した書類に「任意」というラベルが付いています。

e-Govにある留意事項には「協定書の写しを添付する場合は」とあり、また厚生労働省サイトにある電子申請マニュアルにも「労使協定書などを任意に添付する場合は」とあり、確かに必須ではないようです。

さらに言えば、各様式にも「任意」のラベルが付いており、結局のところ、何が必要なのかよく分からなくなってきました。

その旨をe-Govの問い合わせフォームから問い合わせたのですが、問い合わせが殺到しているのか、2週間以上経った今も回答はありません。


署名して提出


仕方がないので、署名して送信することにしました。


カードリーダーにマイナンバーカードを置かずに「設定」すると、「条件を満たす証明書がありません。」というエラーが表示されます。


マイナンバーカードを置いてから「設定」すると、「マイナンバーカードを使用しますか?」と表示されました。


送信後、その日のうちに審査が開始され、翌日には手続きが完了しました。


またいつか、どこかで。

2021年3月22日月曜日

WSL2をインストールする

こんにちは。やっまむーです。

先日、PCを新しくした際、OSのバージョンが2004になっていたので、WSL2をインストールしてみました。

Linux 用 Windows サブシステムを有効にする

"Linux 用 Windows サブシステム" オプション機能を有効にするため、以下のコマンドを実行します。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

仮想マシンの機能を有効にする

続いて"仮想マシン プラットフォーム"オプション機能を有効にするため、以下のコマンドを実行します。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
このあと、設定を反映させるために一度再起動しておきます。

Linux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロードする

以下のURLから最新のLinux カーネル更新プログラムのパッケージをダウンロードし、インストールします。
x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ

WSL 2 を既定のバージョンとして設定する

Linuxディストリビューションをインストールする際の既定バージョンをWSL2 に設定するため、以下のコマンドを実行します。

wsl --set-default-version 2

Linux ディストリビューションをインストールする

Microsoft Store を開き、Linuxディストリビューションをインストールします。

今回はUbuntuをインストールします。
Ubuntuを選択した後、「入手」ボタンを押すとインストールが始まります。
インストール後、Ubuntuを起動すると、次のように新規のユーザーアカウントとパスワードの作成を要求されます。
入力できると次のようになり、無事WSL2 を使ってUbuntuを動かすことができました。

Ubuntuを立ち上げるとエラーになった話

Ubuntuをインストールして起動したところ、以下のような画面が出ました。

"WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370102"
調べてみると、Hyper-V の機能が有効になっていませんでした。
よく見ると、一部機能はグレーアウトしており、BIOSの仮想化機能も無効になっていました。
BIOSの設定を立ち上げ、以下の機能を有効にします。
CPU Configuration >  Intel(R) VirtualizationTechnology
その後、Hyper-V の機能を有効にして再起動すると無事立ち上がりました。

ではではー。

2021年3月12日金曜日

スマートウォッチで心拍数のデータを取る!(運動で脂肪燃焼したかったら心拍数を高めよ!)

 


こんにちは。よっしーです。
私は自転車に乗るとき、スマホアプリで距離や消費カロリーのデータを取っています。

GPS位置情報や加速度センサー等を利用したもので、距離/速度などはある程度信頼できるデータなのですが、
消費カロリーについてはあまり正確なものではありません。

1時間のサイクリングで800キロカロリーも消費してるの?

検証をするためにも、スマートウォッチを購入しました。
心拍も同時に測ってくれるため、より実際の消費カロリーに近い値が出力されるはずです。

で、同じコースを同じように走ってみた結果が以下です。


レッツサイクリング!




消費カロリー352って半分以下やん!!

いろいろと衝撃な結果となりました。。。

サイクリングを開始して25分ほどは心拍数があまり上昇していません。

その間の消費カロリーは微々たるもので、後半の30分ぐらいしか
実際には脂肪燃焼されていないことがわかります。

ウォーキング等も脂肪燃焼するには30分以上続けないといけない。
とかよく言われますが、こういうことか。。。と納得しました。

データを取ることで、効率よく脂肪燃焼する走り方がわかってきたので、
実演した結果が以下となります。


レッツサイクリング!



心拍計測なし時の消費カロリーにかなり近くなりました。

心拍計測なしだと、心拍状態が有酸素運動状態をキープしている形で計上されているように思えます。
心拍計測なしでの表示(実際の消費カロリーに開きがあること)に騙されている人がかなりいそうですね。。。


今回の検証で、カロリー消費には心拍数をコントロールすることが重要だとわかりました。
皆さんも脂肪燃焼したい場合は心拍数を高めた状態で運動することを心がけて下さい。

ではまた~。

2021年3月5日金曜日

マイナンバーカード方式で確定申告してみた!

 これまでの確定申告では、国税庁のWebサイトで申告書を作成して、印刷した申告書を税務署に持参し、提出していました。
今回は「マイナンバーカード方式」で提出してみます。


マイナンバーカード方式とは


国税庁の「確定申告書等作成コーナー」に記載されている通り、令和2年分の確定申告書を提出する方法には

  • e-Taxで提出 マイナンバーカード方式
  • e-Taxで提出 ID・パスワード方式
  • 印刷して提出

の3つがあります。
ID・パスワード方式はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応だそうです。

確定申告のページでは、マイナンバーカード方式がどういうものか分かりにくいのですが、
「マイナンバーカードを使って、e-Taxへログインするための手段」とe-Taxのページには書かれています。

法人と同様に、e-Taxにログインするには「利用者識別番号」と「暗証番号」が必要です。
その代わりに「マイナンバーカード」でログインするのがマイナンバーカード方式です。
(ログインの際には、マイナンバーカードの利用者証明用パスワードの入力が必要です。)
マイナンバーカードを利用する場合でも、利用者識別番号は割り振られています。

これまでもWindowsパソコンから、マイナンバーカード方式でのログインができていたようですが、
令和3年1月からはMicrosoft Edge / Google Chromeにも対応したそうです。


手順


1.事前準備

マイナンバーカード方式での提出を選択すると、事前確認画面が表示されます。


画面に従い、事前準備を進めます。
完了すると、メッセージが適用済みに変わります。



2.マイナンバーカード方式の利用登録

マイナンバーカードによる認証後、「マイナンバーカードを使ってe-Taxにログインします」という設定、
つまりマイナンバーカード方式の利用登録をします。


私は利用者識別番号を持っていなかったので、「初めてe-Taxをご利用される方はこちら」から氏名等の情報を入力しました。
その後、e-Taxの利用者情報入力画面に遷移します。

せっかく前画面で住所を入力しているのに、この画面に反映されないのが残念ですね。
利用者情報を入力し、送信すると、マイナンバーカード方式の登録が完了します。


3.申告書の作成

申告書を作成します。
上部にある「マイナンバーカード」がマイナンバーカード方式であることを表しているのでしょう。


4.申告書への署名・送信

申告書の作成が終わったら、マイナンバーカードで署名し、

利用者証明用パスワードを入力し、

データを送信すると完了です。


事前準備から申告書の送信に至るまで、特につまづくことはありませんでした。
途中、住所を入力する箇所では、マイナンバーに紐づいているであろう情報(住所など)から自動入力してくれたらとも思いましたが、e-Taxのログインにマイナンバーカードを使っているだけで、e-Taxがマイナンバーのシステムと連携しているわけではないのでしょうね。
マイナンバーに銀行口座が紐づいた上で、マイナンバーのシステムとe-Taxの連携が実現すれば、還付金の振込先口座の入力も必要なくなるのになとも思いました。


またいつか、どこかで。