2020年12月27日日曜日

LANケーブルを自作する

こんにちは、やっまむーです。

弊社は年末の大掃除の際に、机の下のコード類を整理しようとしています。
社内の個人PCはほとんどが有線LANで繋がっているのですが、そのために机の下を何本ものLANケーブルがはい回り、いくつものハブのポートが埋め尽くされています。
そして長年使われていることで、爪が欠けた物もいくつかあります。

前々から気になっていたので、この機会にいくつか修理をしようかと思います。
今回は予習のために自宅用の短いケーブルを作成します。

使う道具

  • LANケーブル
  • プラグ(RJ-45コネクタ)
  • 皮むき工具
  • かしめ工具
  • LANケーブルテスター

あとはハサミがあればOKです。
プラグはいくつか種類がありますが、できればロードバー(ケーブルを通すときのガイド)が付いたものの方が作業がやりやすいです。

LANケーブル自作の手順

まずは必要な長さを切り出し、両端の外皮を剥きます。

次に捻られている各ケーブルをほどいていきます。
今回使ったLANケーブルは中に強度をあげるための芯が入っていました。
これは不要なのでハサミで切ってしまいます。

今回作成するのはネットワーク用なので、両端が同じ並び順になるストレートケーブルにします。
各ケーブルの並びは標準的な「T568B」という規格にします。
ケーブルを「橙白・橙・緑白・青・青白・緑・茶白・茶」の順に並べます。

まっすぐ伸ばすために、ケーブルを複数本まとめて持って左右に振ったり、しごいたりしていき、最後にケーブルの先端を切りそろえます。

この順番を維持しながらコネクタに差し込み、かしめ工具で締め付ければ完成です。

反対側も同様の手順で作成し、疎通に問題がないかテスターで確認します。
両端で同じ番号のランプが点けば問題なしです。

コネクタにケーブルを通すのが最初は慣れませんが、ロードバー付きのものであれば初心者でも難しくありません。
LANケーブルが長すぎる場合など、ちょうどいい長さのケーブルが欲しい場合は自分で作ってみるのも面白いと思います。

では、本日はこのあたりでー。

2020年12月18日金曜日

Visual Studio Code で Draw.io を使ってみる!


こんにちは。よっしーです。

今日はお仕事のお話。


仕事でシステム設計をするとき、設計書作成にはいつも「Excel」を使っていました。

今まではそれでよかったのですが、ここ最近、仕事先は「脱Excel」の流れが来ていて、

ついに「Excel」での設計書作成が禁止となってしまいました。。。


UMLなどは、Excelで書いていたので、それに代わるツールをどうするか。

という話しになったのですが、最近では Visual Studio Code でいろいろ出来る。

ということがわかり、拡張機能として使える「Draw.io」を使ってみることにしました。




拡張機能から「Draw.io Integration」を選択してインストールします。

dio もしくは drawio という拡張子でファイルを作成すると認識してくれます。



使い勝手は「Visio」みたいな感じで、作図だけでいえば「Excel」よりも優秀な感じがします。



さらにこれのいいところは、SVG形式で出力できること。


SVGは画像ファイルですが、一般的な画像ファイルのように色情報の集合体(ビットマップ)ではなく、

ベクター情報(点の座標とそれらを結ぶ線など)で表現されていて、ファイル自体がテキストファイルになるので、

例えば画像内の文章をgrepなどで引っ掛けることが出来ます。

※ JPEG/PNGの資料からは文字列検索出来ませんが、SVGだと検索出来るので、
  資料を探し当てる際に便利です!!


SVGで出力し、マークダウン形式で設計書を作ってみると以下のようになります。


マークダウンなどもすべて Visual Studio Code上で作成、閲覧することが出来ます。


本当に Visual Studio Code でなんでもできちゃいますね。

UML図の作成についても使い勝手が良かったですし、慣れれば Excel よりも

生産性が出るような気がします。


皆さんも Visual Studio Code でいろいろやってみてはいかがでしょうか。

ではまた~。

2020年12月11日金曜日

リニューアルされたe-Govを使ってみた!

2020年11月下旬、行政手続きの電子申請サイト「e-Gov」がリニューアルされました。
その変更点は、


にあるドキュメントで確認できます。
その中で思わず笑ってしまったのが、下記の名称変更に関する記述です。

『e-Gov の誕生から現在に至るまで「電子政府の総合窓口(e-Gov)」を正式名称としていましたが、「名が体を表していない」との自己認識に基づき、現在の名称から「電子政府の総合窓口」を 取り除くこととしました。』

『「名が体を表していない」との自己認識』って・・・(笑)
でも、きちんと分析して、改善することはいいことだと思います。

今回はそんなリニューアルされたe-Govで賞与支払届の手続きをしました。

e-Gov電子申請アプリケーションを起動


Chromeでe-Gov電子申請サイトを開き、ログインボタンを押すと、「e-Gov電子申請アプリケーション起動」画面が表示されます。リニューアル前からこのアプリケーションは必要だったため、インストールしていたのですが、「e-Gov電子申請アプリケーション起動」を押しても起動しません。

リニューアルに伴い、新しくなったのだろうと思い、改めて「e-Gov電子申請アプリケーション」をダウンロードし、インストールすると、ログイン画面が表示されました。

ログインが必須


リニューアル前はログインしなくても利用できましたが、今回、ログインが必要となりました。

e-Govへのログインに使用できるアカウントは、

・e-Govアカウント
・GビズID
・Microsoftアカウント

の3つです。

賞与支払届を申請


ログイン後、手続検索で「賞与支払届」と入力して表示される検索結果の中から、「健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届/70歳以上被用者賞与支払届(CSVファイル添付方式)(2020年12月以降手続き) 」を選択し、手続きを開始します。

「健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票」にデータを入力し、社会保険届書作成プログラムや各種ソフトで出力されるCSVファイル(SHFD0006.CSV)を添付書類として添付して申請します。
電子署名が必要な手続きですが、GビズIDを使用する場合は省略できます。
これでマイナンバーカードによる署名も必要ありません。

それにしても、統括票はなぜ必要なんでしょうね?
入力する事業者整理番号や事業者の住所などの項目はすべてCSVファイルに含まれています。
わざわざ入力するのが手間なので、将来的にはなくしてほしいものです。

またいつか、どこかで。

2020年12月4日金曜日

「こうべ避難ナビ」アップデートしました!

 10月に「こうべ避難ナビ」をリリースしました。

「こうべ避難ナビ(for iPhone/iPad)」バージョンアップしました!


リリース時、神戸市のホームページで公開されていた緊急避難場所データは、2018年、もしくは2019年のものでした。
先ごろ、各区のデータが2020年6月1日現在に統一されて公開されたので、データを更新し、アプリをアップデートしました。
ぜひ、ご利用ください。
Download on the App StoreGet it on Google Play

リリース用モジュールアップロードでエラー


アップデートするために、Google Play Consoleでリリース用のモジュールをアップロードしようとしたところ、

アップロード証明書で署名されていない APK をアップロードしました。
使用する証明書は同じである必要があります。
アップロード証明書のフィンガープリントは

SHA1: XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX

ですが、アップロードした APK の署名に使用されている証明書のフィンガープリントは

SHA1: ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ:ZZ

です

と、エラーが発生しました。

そうなんです。
キーストアのパスワードが分からなくなり、新しく作成したキーストアを使用していたのです。

このアップロード鍵を紛失した場合の対応は、Play Console ヘルプに書かれています。

1.新しく作成したキーストアからアップロード鍵の証明書をエクスポートする。
2.1の証明書を付けて、サポートチームに鍵のリセットを依頼する。

依頼から20分ほどして、新しいアップロード鍵の登録完了メールが届きました。
ただし、すぐにはアップロードできず、メールに記載されている新しいアップロード鍵の利用可能日時以降にアップロードすることができました。

またいつか、どこかで。