2019年8月4日日曜日

WinMergeで異なる改行文字のソースをマージする手順について

こんにちは、もりーです。

クロスコンパイル開発をする際、自分で作成したコードが意図的に動作するか
デバッグしたい場合があるかと思います。

私はデバッグする際、VisualStudioなどの統合開発環境を利用していますが、
実際にデバッグしてみると、意図した動きにならないことがあったりします。

そういった際、統合開発環境で修正し再デバッグするのですが、本流の環境に
マージする際に改行文字が異なると、差分として出力されてしまい、
本来の差分がどれかわからない状態になってしまいます。

改行文字を変更(同じに)してから比較すれば比較可能と思いますが、
WinMergeの設定を変更することで差分が出なくなりましたので、
手順を残しておきたいと思ます。(間違っていたらすみません。m(_ _)m)

標準の設定で比較すると・・・




まずは、WinMerge標準の設定で比較してみましょう。
以下2つのソースは、printfと1行上のコメントに差分がありますが、
改行コードが異なるため、全ての行に差分がある状態になってしまっています。
















設定を変えて、再比較してみよう

メニューの[編集]→[設定]を開き、画面左にあるカテゴリーから[比較]を選択して下さい。
画面右に「改行文字の違いを無視する・・・」というチェックボックスがありますので、
有効にして再度比較してみましょう。
改行文字の差分が検出されなくなり、printfとそのコメント部のみの差分
表示されるようになると思います。

■WinMergeの設定画面


















■設定を変更した状態で、再度比較













ではでは

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