こんにちは、ふじかーです。
先週の記事で「寝室でも快適にインターネット」できるようにしましたが
それに引き続き、ネットのアクセス速度の改善ネタ をもう一件。
DNSを変えて高速化を図る
「1.1.1.1」というサービスをご存知でしょうか。
Cloudflare という企業が提供する DNSサービス です。
- DNS(DomainNameSystem)
例えば、yahooを開く場合「www.yahoo.co.jp」というURLを入力しますが
ネット上では「183.79.135.206」というグローバルIPアドレスでアクセスされています。
(実際、http://183.79.135.206 と入力しても正しく表示できる。)
このアドレス変換をするサーバが DNSサーバ。
ここの応答速度もパフォーマンスに影響があるようです。
IPアドレスの設定画面の下の方にあるアレ。 |
- DNSサービス提供企業
という方が多いかも知れませんが、
Google や Cloudflare など、いくつかの企業がDNSサービスを展開しており
設定変更すると「レスポンス速度の向上」「セキュリティの向上」などが期待できるようです。
■Cloudflare覚えやすいですね。
優先DNSサーバのアドレス 1.1.1.1
代替DNSサーバのアドレス 1.0.0.1
優先DNSサーバのアドレス 8.8.8.8
代替DNSサーバのアドレス 8.8.4.4
- セキュリティ
DNSサーバが利用されると思います。
まぁおそらく日本のプロバイダは大丈夫と思うんですが、
フリーwifi や 安心できない国のプロバイダ では
インターネット閲覧状況に関するデータを販売したり、
そのデータを基に広告を送りつけてきたりする事もあるとか。
上記の企業のDNSは「そんな心配は無く安心ですよ」と言っているようです。
- アクセス速度
現状は Cloudflare の「1.1.1.1」が圧勝の模様。
この「1.1.1.1」、2018年の4月くらいにサービス開始しましたが
DNS設定するだけで、インターネットのセキュリティーが向上し、と話題になっていたようです。
さらにインターネットの速度が爆速になる!
1.1.1.1アプリがリリース
そんなCloudflareから、1.1.1.1のスマホアプリが
2018/11/11 にリリースされたとの事。さっそく試してみました。
インストールは簡単。 |
と、wifi-on状態でスピードテストサイトで速度比較したところ
1.1.1.1 設定OFF・・・ダウンロード170Mbps アップロード220Mbpsあれ・・・全然変わんない。 wifi-offにしても高速化は見られない。
1.1.1.1 設定ON ・・・ダウンロード170Mbps アップロード200Mbps
「効いてんのかコレ?」と思い調べた所、それもその筈。
DNSの変更は
「Webページの表示を高速化」
とは言うものの、
「ファイルのダウンロードが早くなるというものでは無い」
のでした。
Webページ内に画像などが多数あり、たくさんのURLが振られていれば
それぞれ高速にアドレス変換してアクセスできるので
「ちりつも」でページの表示速度が早くなるようです。
確かに1ファイルのダウンロード、「URL→IPアドレスの変換」は1回したら終わりですもんね。
その後のダウンロード速度を上げたければ、回線を高速化するしかありません。
ちょっと今回のは爆速を体感できるものではありませんでしたが
フリーwifiとか「少しセキュリティ気を付けたいな」てな時に良いかも知れません。
興味がある方は、試してみて下さいな。
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