オンライン請求すると手数料が安いということもあり、初めて登記・供託オンライン申請システムを使い、請求してみました。
申請者情報の登録
登記・供託オンライン申請システムを使用するには、申請者情報登録、つまりユーザー登録が必要です。
メールアドレスがIDになるわけではなく、自分でIDを決めなければいけないのが面倒ですね。
最終利用から1年が経過すると、申請者情報削除通知メールが送られ、そこから30日以内にログインしないと自動的に削除されます。削除されると、同じIDで再登録することができません。
請求
システムには古さを感じますが、「登記・供託オンライン申請システム 申請者操作手引書 ~商業・法人 かんたん証明書請求編~」という操作手引書が公開されており、それに従えば請求手続きは難しくありません。
まず、請求に必要な情報を入力します。今回は、窓口で受け取るので、交付方法に「窓口受取」を選択し、受取場所に最寄りの法務局を指定します。
情報入力後、請求情報を送信します。
納付
処理状況を確認すると、送信後すぐには「納付」ボタンは表示されませんが、しばらくすると表示されます。
納付ボタンを押し、処理を進めると、e-Govの電子納付画面に遷移します。
利用している金融機関を選び、銀行のサイトにログインすると、払込先情報が入力され、すぐにPay-easyによる払込ができる状態になっています。これは非常に便利でした。
払込が完了すると、「納付済み」にステータスが変わります。
受取
処理状況が「手続終了」になると、法務局での受取が可能です。
受取時に何が必要か分からず、とりあえず申請番号だけをメモして法務局に向かいました。通常の申請窓口とは違う窓口で、オンライン請求した旨を伝えると、氏名、住所、請求通数、そして申請番号を紙に記入し、無事に証明書を受領することができました。
実はこの記事を書くにあたり、初めて手引書を見たのですが、そこに
請求した証明書を登記所の窓口で受け取る場合には,「処理内容照会(電子納付情報表示)」画面を印刷し,あらかじめ設けてある記載欄に, 請求に係る通数を記載したものを登記所の窓口に提出していただく必要があります。
と書かれていました。これを持参すれば、よりスムーズに受け取ることができますね。
またいつか、どこかで。
0 件のコメント:
コメントを投稿