2017年2月17日金曜日

組み込みLinuxのフォーラムに参加してきました。(その2)



ひさしぶりの投稿、よっしーです。

先日、大阪で行われた、


に参加してきました。
昨年7月に引き続き2回目の参加です。


内容については、リンク先に詳細が記載されていますが、

今回のカンファレンスに参加したことと、
日頃の業務を行う上で、私が改めて感じたことは、

『 Linuxがいよいよキテるな。』

ということです。


Linuxはどういったものか?というと、一般の技術者からすると、
サーバOSというイメージが強いのではないでしょうか。

組み込み業界では、Linuxは近年勢力を伸ばしてきており、
様々な機器のOSに採用されており、シェアを拡大しています。


Linuxを採用する一番のメリットは、『無料』で運用でき、
割と何でも出来ることにあると思います。

ソフトウェアやライブラリについても、かなり良いものがそろっていて、
(ライセンス規定はあったりなかったりしますが)
それらを使うことで、比較的簡単に処理の作り込みが可能です。

また、性能面の向上により、リアルタイム性が出せるようになってきた。
というのも、要因の1つではあると思います。


一方、デメリットとしては

『環境構築が難しい(いろいろな依存がある)』
『英語のマニュアルしかない』

などが挙げられますが、

最近では環境構築をある程度容易にパッケージングして配布する仕組みも
整ってきており、デメリットが薄くなってきていると感じます。


これから先、Linuxはどんどんシェアを広げていくことが見えていますが、
組み込みLinuxの技術者が不足しているというのがIT業界の現状です。

昔よりもLinuxに対するハードルは下がってきているように思えますが、
やはりLinuxと向き合うためには、ある程度の英語力も必要となってきますので、
英語の苦手意識を克服することが、これからの課題かもしれません。


それでは、また。

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