自宅のPCを新調しようと思い、先日以下のケースを購入しました。
NCASE M1
コンパクトでデザインも良く、フロントにUSB Type Cポートがあるのが決め手でした。
このType Cポートですが、スペックを確認するとUSB 3.1 Gen2に対応していました。
そこで、USB3.1に対応した周辺機器を探してみたのですが、最近のUSBは名前が非常にややこしいです。
バージョンだけでも「USB3.0」「USB3.1」「USB3.2」とあり、さらに「Gen1」「Gen2」という表記も加わります。
あまりにややこしいので、この機会に調べたので備忘録としてまとめました。
USBのややこしい名前
- USB3.0
2008年8月に公開。
最大転送速度は5Gbit/sでそれまでのUSB2.0と比較して約10倍の速度での転送ができるようになった。 - USB3.1
2013年8月に公開。
追加された規格の名称は「USB3.1 Gen 2」で、最大10Gbit/sでの転送ができるようになった。
また、従来のUSB3.0を「USB3.1 Gen1」として取り込んでいる。(同一のもの) - USB3.2
2017年7月に公開。
新たに「USB3.2 Gen 2x2」の規格が追加され最大20Gbit/sでの転送ができるようになった。
USB3.0、USB3.1を取り込んでおり、それらを「USB3.2 Gen 1」「USB3.2 Gen 2」としている。
ちなみに「Gen 2x2」というのは、「USB3.2 Gen2」の通信線を2本に増やしたことからつけられています。
ざっくりまとめると上のようになります。
つまり、新しい規格が出るたびに過去の規格の名称がどんどん変わっていたわけです。
見分け方としては、Gen(Generation)の番号を見ればOKです。
転送速度をフルに発揮したい場合は、接続するUSBポートはもちろん、USBケーブルの規格もあっていなければなりません。
せっかくUSB3.2 Gen2対応の機器(10Gbit/s)を持っていても、USBケーブルがUSB3.2 Gen1対応(5Gbit/s)では、性能が発揮されません。
最近新しく機器を購入された方はUSBケーブルについても一度見直してみてはいかがでしょうか。
ではではー。
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