2018年12月7日金曜日

ExcelでF1を押してもヘルプが出ないように



こんにちは、ふじかーです。

先日「Excelがもっと捗る小技」をいくつか紹介しましたが
ひとつ大事なのを忘れてました。


誤って F1 を押したときに出るヘルプがうざい


もっとも不要と思われるキー「F1」

大人気の主要キーである「F2」「ESC」の間に隠れて、自分も押下されるのを待ち続け
ついブラインドタッチミスで押されようもんなら

お前は必要ない

と見たくもないのに最前面に姿を現し、しかも重くイラッとさせられる。
そんな経験、誰しもあるんじゃないでしょうか。

このF1ヘルプ、周りで使っている人見たことありません。
私も活用したこと無いですし、あなたもおそらく無いでしょう。

皆これには辟易としているようで、
こいつを出なくする方法を検索するとたくさん出てきます。

 キーボードのF1キーを抜く
 F1ブレイカーというアプリを入れておく
 レジストリを書き換える
 マクロを利用する

などなど。
①②③ はちょっと過激なので をチョイスします。

マクロでの対処方法をググってみると
「個人用マクロブックを使う」という記事が多いようです。


「個人用マクロブック」とは
マクロの記録画面で選択できる保存先の一つなんですが

これは、一度使うと「PERSONAL.XLSB」というブックが生成され、それ以降
Excelの起動と同時に、こいつも背後でこっそりと自動的に開かれるようになります。

一応これを使っても実現可能なんですが、
これだとExcelを同時に複数、別ウィンドウで開いた時に

と出るようになり、これはこれでイラッとするので却下。


私は「アドインとしてマクロを組み込んでやる」方向で対応しました。


対策方法


対応の流れは
 1.ExcelファイルOpen時にF1を無効にするVBAマクロを書く
 2.マクロをアドインとして保存する
 3.アドインを有効化
という感じ。


1.ExcelファイルOpen時にF1を無効にするVBAマクロを書く
・Excelを新規に開き、
・Alt+F11を押下してVBEditorを開いて、
・ThisWorkbookをダブルクリックして開き
・下記のコードを貼り付ける

Private Sub Workbook_Open()

    Application.OnKey "{F1}", ""

End Sub
・VBEditorを閉じる



2.マクロをアドインとして保存する
・「名前を付けて保存」画面を開き、
・ファイルの種類で「Excelアドイン(*.xlam)」を選択
・勝手にアドインフォルダが開かれるので
・適当に名前を付けて保存(ここでは 「F1ヘルプ無効化」 にします)





3.アドインを有効化
・Excelを表示した状態で 「Alt」「T」「O」 と順番に押下し、Excelのオプション画面を開く
・アドイン → 設定(G) をクリック
・上で作成した F1ヘルプ無効化 にチェックをいれて、OKで閉じる
・Excelを一度閉じる






以上、終了です。これでもう、あの大嫌いだったF1ヘルプは
どれだけプッシュしようが出てこなくなりました。少し寂しいくらい。

同じようなストレスを抱えてる方がいれば、参考にして下さいな。

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