こんにちは。よっしーです。
USBメモリなどをPCから抜き取るとき、
「ハードウェアの安全な取り外し」って皆さん実施してますか?
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正直、面倒くさいですよね。別にこれをしてもしなくても、
ハードウェアが壊れるようなことにもなりませんし。。。
そもそも、なんでこの「安全な取り外し」をする必要があるかというと、
ファイルコピーなど、何かしらデータをメディアへ書き込む場合、
取り外しポリシーの設定によって、OSが書き込む内容をキャッシュし、
画面上はコピーが終わったことになっていても、
内部的には書き込みを行っている。という状態があります。
その状態でメディアを抜き取ってしまうと、実際にはメディアへ
書き込んでいる途中となるため、書き込みに失敗し、データが壊れたり、
正しくコピーされないことになります。
「安全に取り外すことができます」というメッセージは、
『キャッシュされたデータが最後までメディアに書き込まれたこと』
を表しており、書き込み中に抜き取られることを防ぐための機能なのです。
で、この「取り外しポリシー設定」ですが、今までの Windows10 では
書き込みキャッシュをを行う「高パフォーマンス」という設定が既定でした。
しかしながら、この「安全な取り外し作業」をユーザーにやらせるのは
あまり流行らなかったようで「Windows 10 October 2018 Update」にて、
書き込みキャッシュを使わない「クイック削除」という設定が既定となりました。
この設定だと、メディアへの書き込みに時間がかかるようになったものの、
(※画面上の話で実際にコピーできるまでの時間はあまり変わらないはず。)
画面上のコピー表示が終われば、即、メディアを抜き取ることが可能です。
今まで「安全な取り外し」を、お作法的にやっていた人も多いかと思いますが、
やっぱり手間ですので、ちゃんとポリシー内容を理解した上で、
安全な取り外しを行わず、安全なタイミングでUSBなど引っこ抜くようにしましょう。
ではまた~。