幸い、年金事務所は目と鼻の先ですが、一方でハローワークに行くには電車に乗る必要があります。
移動時間や待ち時間がムダですし、ITの会社がITを活用しなくちゃ!ということで、電子申請にチャレンジしてみます。
準備
電子申請はe-Govから行います。
利用にあたっては下記の準備が必要です。
- パソコンとブラウザソフトの確認
- Javaの確認
- 電子証明書の確認
- ブラウザの設定確認
- 信頼済みのサイトとしての登録確認
- e-Gov電子申請用プログラムの確認
2と6はインストール、4と5はIEの設定が必要になりますが、手順にしたがえば問題ありません。
3にはマイナンバーカードを使用します。
このためにマイナンバーカードを作成したのですが、申請から一ヶ月半かかりました。
私が住む市のHPには、「(2~3週間で市にカードが届いた後、)交付するまでに必要な設定作業等を行い、その後、市から交付案内書を発送するまでに1か月程度」と書かれており、本当にその通りでした。それにしても、1か月もかかる設定作業って何なんでしょうね。
いざ申請!
今回は「健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届(単記用)」を申請します。
まず、申請者情報などの基本情報を入力します。この情報はファイルに保存することができるので、次回からはそれを読み込めば入力の手間が省けます。
次に、資格喪失届を入力します。
紙の様式と同じレイアウトで表示されるので、入力に迷うことはありません。「入力チェック」で入力漏れがないか確認します。
確認後、ICカードリーダーにマイナンバーカードをセットして、「署名して次へ進む」を押下すると、証明書選択画面が表示されます。
「ICカード内の証明書」を選択し「読込」を押下すると、PINコード入力画面が表示されます。マイナンバーカード受け取り時に設定したPINコードを入力すると、証明書の表示が変わります。そして「OK」を押下します。
この後は、確認画面で最終確認し、申請するだけで完了です。
ところが
申請から一時間ほど経過したころ、立て続けに3通のメールが届きました。
- 【e-Gov電子申請システム】連絡事項確認のご連絡
- 【e-Gov電子申請システム】公文書確認のご連絡
- 【e-Gov電子申請システム】審査終了のお知らせ
公文書確認とはなんともたいそうですが、差し戻しになったようです。
返戻通知書に記載されている理由を確認すると、
「申請書様式の標題の選択方法に誤りがあります。」
とのこと。
様式上部で「健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届」か「厚生年金保険70歳以上被用者不該当届」かの選択ができていないことが原因でした。この3月の両様式統合がシステムに反映されていないのか???これも入力チェックでNGにしてほしいですね。
「健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届」をきちんと選択し、再申請すると、数日で公文書確認のメールが届き、無事「健康保険・厚生年金保険資格喪失確認通知書」を取得することができました。
まさに、初めて電子申請をして同じことをやらかしました。
返信削除入力チェックまでして・・・
大変な参考になりました。
コメントありがとうございます!
削除なぜこれが入力チェックに含まれないのか不思議ですよね。
今後も電子申請の流れは進むでしょうが、紙の様式をそのまま表示しているところなど、もっと使い勝手が良くなればなと思っています。
私もこれにひっかかりました、さらに電子申請になれていなく、1か月以上気づきませんでした。これで返戻しする理由が分かりませんね、単記式は内容見ればどちらかわかるでしょうに。。。
返信削除コメントありがとうございます!
削除やはり皆さん、同じところにひっかかっているんですね。。。