こんにちは。よっしーです。
これまでの記事:
ディープラーニングを体感しよう:第1章(まずは環境構築)
前回に引き続き、ディープラーニングを体感するための環境構築を進めていきます。
前回、VirtualBoxにUbuntu14.04のセットアップを行いましたので、
さっそく、Ubuntu14.04環境へPythonをインストールしていきます。
ちなみに、Ubuntu14.04 にはデフォルトでPythonがインストールされていますが、
今回は、Anacondaをインストールします。
Anacondaは、Python本体と様々なライブラリがセットになったものです。
まとめてインストールしちゃいましょう。
https://www.anaconda.com/download/
Linux → Python 3.6 version をダウンロード
ダウンロードしたスクリプトファイル(Anaconda3-5.1.0-Linux-x86_64.sh)を
VirtualBoxで設定した共有フォルダに置きます。
Ubuntu側からは、/media/sf_share/ が共有ディレクトリとして割り当てられているため、そのディレクトリへ移動。
共有ディレクトリに移動できません…。権限も変えれない…。
調べたところ、vboxsfグループに所属する必要があるようなので、
$ sudo gpasswd --add {ユーザ名} vboxsf
で、vboxsfグループにユーザを追加します。
共有ディレクトリに入れました。
ダウンロードしたスクリプトを実行して、Anacondaをインストールします。
対話式でいろいろと聞かれるので、基本的にyesを選択していけば問題ないと思います。
Anaconda のインストールが終われば、次に、keras というライブラリをインストールします。
keras はディープラーニング用のライブラリです。
Anaconda に同梱されている、管理ツールの conda を使ってインストールしていきます。
次にtensorflowというライブラリをインストールします。
tensorflow もディープラーニング用のライブラリです。
同じように conda を使ってインストールします。
これで、ひとまず準備完了です。
こうしてまとめると簡単なように見えますが、
ここまでくるのに意外と時間がかかっています。
インストールに失敗したり、依存関係でつまづいたりと。
Linuxの環境構築はなかなか難しい。。。
というところで、今回はここまでにしたいと思います。
次回は、
『ディープラーニングを体感しよう:第3章(プログラムを動かしてみよう)』
を投稿いたします。
ではまた~。
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