e-Govを利用し、「雇用保険被保険者資格喪失届」を届け出ます。
過去にも何度か電子申請していますが、昨秋のリニューアル以降は初めてです。
申請書の選択
今回は離職票の交付が不要なので、手続きの中から「雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付なし)(令和3年3月以降手続き)」を選択します。
「令和2年11月以降手続き」でも申請可能です。ただ、旧様式は5月末で終了とアナウンスされていますし、この手続きに限らずどの手続きでも記入が簡単になりこそすれ、煩雑になることはないでしょうから、最新の帳票を使うのがいいでしょう。
申請書の作成・提出
申請書の作成には、資格取得時に確認通知書とともに受け取っている「資格喪失届・氏名変更届」、「電子申請方法別利用案内」の「電子申請の御案内」、そして厚生労働省のサイトにある
を参考にします。
ただし、「電子申請の御案内」の「2 届出書の入力について」ー「(2) 雇用保険被保険者資格喪失届の入力について」に記載されている欄番号には誤りがあり、説明と帳票の項目が一致していないので注意が必要です。
添付書類は画面内には必須と表示されていませんが、「電子申請の御案内」に記載されているように添付が必須です。
添付すべき書類について「電子申請の御案内」には、
「賃金台帳、労働者名簿、出勤簿、タイムカード、他の社会保険の被保険者資格喪失関係書類、雇用契約書、辞令、就業規則、労使協定等」
「手続き一覧表」には、
「出勤簿、退職辞令発令書類、労働者名簿、賃金台帳、離職証明書(離職票が不要のときは提出しなくてよい)、離職理由が確認できる書類等」
と記載されており、結局のところ何が必要か、分かりにくいですよね。
これまで当社はこの手続きでは、
- 過去一年間の賃金台帳
- 過去一年間の出勤簿
- 退職届
- 労働者名簿
を提出しており、特に追加書類を求められることなく受理されています。
今回も上記書類をPDFファイルとして添付し、提出しました。
提出時には、
でも書いたように、申請書類の保存を忘れないようにしましょう。
手続終了
4月5月は繁忙期とのことですが、申請翌日には審査が終わり、無事に手続きが終了しました。
公文書を取得し、被保険者通知用の確認通知書は本人に渡します。また「電子申請の御案内」によると、事業者通知用の方は4年間の保管が必要です。
この手続きの公文書には、厚生労働者や労働局からのお知らせが含まれているのですが、多くの場合、PDF/Word/PowerPointファイルが混在しています。PDF化にそれほど労力がかかると思えず、こういうのは残念ですよね。
またいつか、どこかで。
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