2022年3月18日金曜日

36協定届をe-Govで届け出してみた!(2022年版)

昨年、e-Govを利用して36協定届を提出した記事を書きました。


一昨年は再提出、昨年は一発合格、そして今年はというと、、、残念ながら再提出となってしまいました。


届出書の作成


手続きから「時間外労働・休日労働に関する協定届(各事業場単位による届出)(特別条項付き)」を選択します。

昨年はここで「様式追加」により、続紙や特別条項を追加する必要があったのですが、今年は初めから追加されています。
ただ、チェックボックスもないので、嫌な予感はしていたんですよね。。。


記入後、「内容を確認」を押したところ、恐れていたことが起こりました。

そうです。
提出不要の、つまり記入していない続紙がすべて入力エラーとなったのです。

続紙エリアにカーソルをあてると、右上に×ボタンが表示され、それを押すと下記の削除確認が表示されます。

一般条項・特別条項についてそれぞれ続紙9まで、ポチポチと一つずつ削除していかなければなりません。
こんなことなら昨年のように、必要な様式を追加していく方がよかったです。


翌日、不備により返戻される


提出翌日、下記の理由で返戻されました。

(1)延長することができる時間数の1年の起算日(年月日)が未入力。
(2)特別条項の事由(臨時的に限度時間を超えて労働させることができる場合)を、具体的に記入してください。(1枚目の時間外労働をさせる必要のある具体的事由とは別の事由を記入)

(1)については、以前にも書いたように「提出前に入力チェックして教えてよ!」と、自分の不注意を棚に上げて文句を言いたくなります。さらに言い訳をさせてもらうならば、この届に限らず、e-Govは入力画面が提出書類イメージになっていることで、Webシステムとして入力しづらく、入力すべき項目の見落としにつながっているのではないかと感じています。

もちろん、入力画面=提出書類イメージであることは項目の対応が明確ですし、紙から電子申請への過渡期には有効でしょう。ですが、今後さらに普及させていくためには、「WebシステムとしてのUI」に変えていくべきではないでしょうか。

(2)については、昨年までは指摘されることはありませんでした。今年から変わったのかもしれません。


e-Govを使い始めて約4年、このブログでも多くの記事を書いてきました。
2020年秋のリニューアルでかなり使いやすくなったものの、まだまだアップデートしてもらわなければなりません。
問い合わせフォームから意見や要望を送ることができるようなので、今回感じた点を送ってみようと思います。

またいつか、どこかで。

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