2022年4月24日日曜日

WindowsPCの起動が重い時はこれを確認して欲しい。高速スタートアップ設定!

 


こんにちは。よっしーです。

Windowsを使っていると、なんか起動が重たいな?

っていう時がありませんか?

今までは普通に1分ぐらいで起動していたものが、

ある日を境に起動に5分ぐらいかかったり。。。


はい。私もそんな現象が起きました。

で、何が重たいんやろう。。。と思って、

タスクマネージャーを開いたんですが、

なんか稼働時間がえらいことになっていました。


これ、6日と6時間37分9秒 稼働しっぱなしですよ。という意味です。

実際に起動の重たかったPCは56日ぐらい稼働しっぱなしでした。。。


毎日シャットダウンしているし、バグってるのかな?と思って調べてみたのですが、

実は最近のWindowsOSは、普通にシャットダウンしても完全に停止している

わけではなく、スリープや休止状態になっているようです。


なので、一度不安定な状態になってしまうと、PCをシャットダウンしているつもりが、

スリープ、休止状態になっていて、PCを立ち上げると、スリープ、休止状態から

の復帰となるため、不安定な状態からスタートしてしまうことになります。


それを回避するためには、

(1) 高速スタートアップ設定を解除する

(2) Shiftを押しながらシャットダウンで、完全シャットダウンする

という2つの方法があります。


(1) 高速スタートアップ設定を無効化する

設定で高速スタートアップ設定を解除することで、シャットダウン時は

スリープや休止状態にならず、完全に電源OFF状態になります。



(2) Shiftを押しながらシャットダウンで、完全シャットダウンする

これはもうそのままですが、Shift押しながらシャットダウンや再起動を選択すると、

完全シャットダウンという扱いになり、スリープや休止状態にはならずに電源OFFします。


いかがだったでしょうか。

OSがどういった振る舞いをしているかをきちんと理解した上で、

設定をカスタマイズする必要があるので、初心者には難しいかもしれませんが

起動が重たい。というのはよく出てくる話です。

膨大な稼働時間が表示されている場合は、高速スタートアップを疑ってみて下さい。

ではまた~。

2022年4月15日金曜日

届書作成プログラムを使ってみた!

以前、自社でマイナポータルAPIを利用したソフトを開発した記事を書きました。


これまで手続きした算定基礎届、賞与支払届の届け出にあたっては、士業の先生から提出ファイル(KPFD0006.csv)をもらっていました。今回、被保険者資格取得届の提出にあたり、初めて「届書作成プログラム」を使用して、提出ファイルを作成しました。


届書作成プログラムのインストールと設定


届書作成プログラムは日本年金機構のサイトからダウンロードすることができます。
インストール後、事業所情報、健康保険組合情報を登録します。


提出ファイルの作成


届書作成プログラムで提出ファイルを作成することができるのですが、その前にまず届書を作成しなければなりません。届書ファイル(*.jkk)作成→提出ファイル作成、という流れです。

届書一覧入力画面から「資格取得」タブを選択し、「追加」ボタンを押すと入力画面が表示されます。


必要な項目を入力し、「登録」します。登録すると、項目がクリアされ、新規入力状態に戻ります。複数入力する必要がなければ、「入力終了」を押して画面を閉じます。(入力がクリアされたため、登録した内容がどうなったのか分からず、少し戸惑いました。)

一覧画面に戻ると、登録したデータが表示されています。


この画面から「提出ファイル作成」を選択すると、届書ファイルの保存を要求されます。届書ファイル保存後、提出ファイルを作成します。

公式プログラムが出力したファイルなので、中身に間違いはありません。
これまで同様、自社で開発したソフトでファイルを指定して申請し、無事に手続きを終えました。


またいつか、どこかで。

2022年4月11日月曜日

XAMLのお勉強メモ ④

 こんばんは。ざわです。

今回もXAML ネタです。よろしくお願いします。
これまでのXAMLメモはこちらになります。

動作環境

 ・Windows10

 ・Microsoft Visual Studio Community 2022 Preview 7.0

 ・Xamarin.Forms

今回試してみたこと

 少し前にマテリアルデザインの概念について学ぶ機会がありました。
 そこで、今回はXamarin Formsでマテリアルデザインを試してみようと思います。
 実装の流れとしては
  1. 「Xamarin.Forms.Visual.Material」NuGetパッケージをインストール
  2. マテリアルビジュアルを初期化
  3. マテリアルビジュアルを適用

 1. 「Xamarin.Forms.Visual.Material」NuGetパッケージをインストール

NuGetで「Xamarin.Forms.Visual.Material」で検索し、 
iOS および Android プラットフォームのプロジェクトにインストールします。

  

私の環境では、バージョン「5.0.0.2401」でインストールしようとするとエラーになりましたので、バージョンを下げて再度実行しました。

 


 2. マテリアルビジュアルを初期化

iOS 、Androidの各プラットフォームのプロジェクトで、Material Visualを初期化します。

iOSの場合 

AppDelegate.cs で、
Xamarin.Forms.Forms.Initメソッドの後に
Xamarin.Forms.FormsMaterial.Initメソッドを呼び出します。
global::Xamarin.Forms.Forms.Init();
global::Xamarin.Forms.FormsMaterial.Init();

 Androidの場合 

MainActivity.cs で、
Xamarin.Forms.Forms.Initメソッドの後に
Xamarin.Forms.FormsMaterial.Initメソッドを呼び出します。
global::Xamarin.Forms.Forms.Init(this, savedInstanceState);
global::Xamarin.Forms.FormsMaterial.Init(this, savedInstanceState);
 

 3. マテリアルビジュアルを適用

ここまで準備できたら、XAML側にマテリアルを適用します。

以下のコントロールが、マテリアルビジュアルがサポートされているコントロールなので、 

この中のいくつかを使って試してみます。


 ・ActivityIndicator

 ・Button

 ・CheckBox

 ・DatePicker

 ・Editor

 ・Entry

 ・Frame

 ・Picker

 ・ProgressBar

 ・Slider

 ・Stepper

 ・TimePicker

今回は「Button」「Entry」「DatePicker」「TimePicker」「Editor」「Slider」を使いました。 

ContentPage内のコントロールすべてに対して適用するため、
ContentPageに Visual="Material" を設定します。(特定のコントロールのみ設定することもできます)
マテリアルビジュアルを適用しない場合は Visual="Default" と設定します。

 
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<ContentPage xmlns="http://xamarin.com/schemas/2014/forms"
             xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
             x:Class="App4.MainPage"
             Visual="Material">

    <StackLayout BackgroundColor="#90caf9">
        <Label Text="タイトル:" Margin="20" />
        <Entry Placeholder="タイトル" x:Name="title" Margin="30, 0, 30, 10"/>

        <Label Text="日付:" Margin="20" />
        <DatePicker x:Name="datePicker"
        Format="D"
        Margin="30, 0, 30, 10" />

        <Label Text="時刻:" Margin="20" />
        <TimePicker x:Name="timePicker"
        Time="11:00:00"
        Format="T"
        Margin="30, 0, 30, 10" />

        <Label Text="メモ:" Margin="20" />
        <Editor x:Name="editor" Margin="30, 0, 30, 10" HeightRequest="80" />

        <Slider VerticalOptions="Fill" Margin="20" Maximum="360"/>

        <Button Text="登録" Margin="30, 0, 30, 10"/>
    </StackLayout>
</ContentPage>

 
実行結果
 左側が Material適用した画面で、右側が適用していない画面です。
 今回はAndroidでの確認のみで、iOSはまだ確認できていないのですが、、、
 Materialを適用した場合は、iOS と Android でほぼ同じ外観になっているはずです。

 
 これからはマテリアルデザイン、使っていきたいと思います。
 それではまた!

2022年4月1日金曜日

Typoraで作成した記事をブログにUPするまで

 

どうも。ひっくです。

今回はTyporaで作成した記事をブログにUPする方法をまとめます。

Typora関連記事

→第1回 はこちら Typora(Markdownエディタ)の紹介①

→第2回 はこちら Typora(Markdownエディタ)の紹介② ~画像の保存先を変更する~

→第3回 はこちら Typora(Markdownエディタ)の紹介③ ~数式を編集する~

→第4回 はこちら Typora(Markdownエディタ)の紹介④ ~シーケンス図を作成する~

→第5回 はこちら Typora(Markdownエディタ)の紹介⑤ ~フロー図を作成する~

→第6回 はこちら TyporaVer1.x リリースに伴い有料化(でもベータ版はまだまだ無料利用可能)

→第7回 はこちら Typora(Markdownエディタ)の紹介⑥ ~クラス図を作成する~

 

ブログUPまでの手順


これまで紹介したTyporaの記事を含め、ここ最近のブログ記事はTyporaを使用して作成しています。

手順としては以下の様な感じになります。

  1. Typora(Markdownエディタ)の紹介② ~画像の保存先を変更する~」に従い、

    画像の保存設定を変更する。(Typoraを最初に使う1回だけすればOK)

  2. 記事を書く(普段はここから)

  3. 記事で使用した画像をUpload

  4. 記事をHTML形式でコピー&ブログサービスへ貼り付け

  5. 記事の画像挿入先とUploadした画像URLを紐づけ

  6. (おまけ) 表紙画像を選定

 

画像の保存先設定を変更


Typora(Markdownエディタ)の紹介② ~画像の保存先を変更する~ 「保管先を変えてみよう」を参考に

設定を変更し、Typoraに貼付した画像が一つのフォルダに格納されるようにしておきます。

(「記事で使用した画像をUpload」する際に、記事ごとに画像がまとまっている方が楽なため)

 

記事を書く


好きなテーマで記事を書きます。

記事の先頭に以下の様にCSS定義を記載しておくと、CSSを使うことも可能になります。

  • CSS定義の例
  • 使用時(Typoraの表示上はCSS適用なしで「-」表示となりますが、CSSが有効になるとこう表示されます → )

記事で使用した画像をUpload


記事のMarkdownファイルと同じ階層にあるディレクトリ内に、記事で使用した画像が含まれています。

 

全て画像を選択する前に、不要な画像が含まれていないか確認してください。

(ver1.1以前では画像を貼付後、Typora上で削除してもソースとなる画像は削除されずに残るため。

Ver1.2以上のTyporaは、メニューから画像の削除でソースとなる画像も削除されるようです。)

以下では右から2番目・3番目の画像が不要なので削除します。

画像のUpload方法はそれぞれ使用されるブログサービスで確認してください。

 

---------------------------------------------

(参考)以下はBloggerで画像をUploadする方法です。

  1. 「画像を挿入」をクリック
  1. 「パソコンからアップロード」を選択

  2. ファイルを選択 → 画像を全選択 → 開く

  3. 選択クリック

  1. レイアウト選択 → OK

  2. Upload完了後

    ※これが記事の画像挿入先と画像を紐づける元ネタとなります。

     

記事をHTML形式でコピー&ブログサービスへ貼り付け


  1. 記事を全選択 → 編集 → HTMLとしてコピーを選択

  2. ブログサービスのエディタに貼り付け

 

記事の画像挿入先とUploadした画像URLを紐づけ


Typoraで画像を貼付した箇所は、HTML形式にすると以下の様に表示されています。

<p><img src="Typoraで作成した記事をブログにUPするまで.assets/image-20220328210335179.png" referrerpolicy="no-referrer" alt="image-20220328210335179"></p>

この部分をUploadした画像URLに置き換えます。置き換え方は次の通り。

 

  1. まず以下のタグを用意します。「画像URL」が置換場所になります。
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="画像URL" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1152" data-original-width="2048" src="画像URL" width="600"></a></div>

  1. 続いてUpload後のURL情報を、見やすい形に整形します。

    エディタ(下記はサクラエディタ)に貼り付けて全て置換を選択すると

    こうなります。

  2. 最初のimgタグに画像のファイル名が記載されているので、対応するファイル名を取得します。

    「image-20220328210335179.png」で検索したら、以下URLが対応するものと分かりました。

  1. 「画像URL」をURL情報で置き換えたのが以下になります。

    「width="600"」が画像幅になるので、必要に応じて調整しましょう。

<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMMJq02vnRr7eMUSS2JLMvsjVuQyMIcrLyIA1NS7_l_kqgSL_4C-8j5mfR5kR-mCP3M3bTzVzkSGLDhhbR2KAVcq9oJy5GKY2Nl6lEjleuwHSgPZLXI5eJvdudPBnUTEeTtn-rBezOVjDc-TIe50D7dLfzu6XAw6lR-VCoqrjd0LfslZl09bSO3eE3KQ/s1600/image-20220328210335179.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1152" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMMJq02vnRr7eMUSS2JLMvsjVuQyMIcrLyIA1NS7_l_kqgSL_4C-8j5mfR5kR-mCP3M3bTzVzkSGLDhhbR2KAVcq9oJy5GKY2Nl6lEjleuwHSgPZLXI5eJvdudPBnUTEeTtn-rBezOVjDc-TIe50D7dLfzu6XAw6lR-VCoqrjd0LfslZl09bSO3eE3KQ/s1600/image-20220328210335179.png" width="600"></a></div>

  • 置き換え前
  • 置き換え後

 

(おまけ)表紙画像を選定

ブログの先頭に表紙画像をつけておくと、目を引くことができるかと思います。

(記事と関連のある画像だとなお良し)

 

商用利用可・著作権フリーの画像を入手できる画像サイトから、ダウンロードして先頭に貼り付けておきましょう。

私は普段、次の画像サイトを良く利用しています。

写真AC

O-DAN(オーダン)

 

まとめ


Typoraで作成した記事をブログにUPする方法について、今回は紹介しました。

ブログを書き始めた頃、Bloggerのエディタと格闘していましたが、正直使い勝手が悪く

1記事書くのに結構時間がかかっていました。

Typoraに限らず、Markdownエディタなら記事を書くのに集中できるかと思います。

 

普段Markdownエディタを使ってブログを書かれている方には参考にならないかと思いますが、

これからブログを書き始めよう、もっと楽にブログを書きたいと思っている方は

是非参考にしてみてください。

 

今回はこのへんで。ではまた!