2020年2月9日日曜日

ExcelのXLOOKUP関数を使ってみた

こんばんは、もりもりです。

2020年1月30日から使用できるようになったXLOOKUP関数。
これはVLOOKUPやHLOOKUPの後継関数でなかなか使いやすいです。
ただ使用できるのはOffice365ユーザーのみなので
XLOOKUP関数を使った資料の共有はまだまだ難しそう。。。

XLOOKUPってどんなの?


 =XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード])

[]の引数はオプション引数となっており、指定しなくてもOK。

下記はcol1の列から検索値にヒットした行のcol2~col4を取得する例です。

 =XLOOKUP(C9, $C$3:$C$7, $D$3:$F$7, "")

結果はこんな感じに。
そうなんです。
お気付きの方もおられると思いますが、
結果を配列で返してくれるのです。
(複数列のデータを一気に取得できます。)
数式をD9に入力して返ってくる結果は
数式セルの右側に並べて表示してくれます。
数式セルの右のセルにカーソルを合わせると
薄いグレーで同じ数式が表示されていました。
また、検索範囲に1列目も加えるとこんな感じに。

 =XLOOKUP(C11, $C$3:$C$7, $C$3:$F$7, "")


結果はコレ

水平方向の検索もXLOOKUPで


先ほどは垂直方向に検索値を探してその行のデータを取得するVLOOKUPの例で
XLOOKUPを使用しましたが、水平方向に検索するHLOOKUPもXLOOKUPで対応できます。

 =XLOOKUP(I16, $C$16:$G$16, $C$17:$G$19, "")
結果はこんな感じに。

検索値は2列目(2行目)以降でも検索可


検索値は、VLOOKUPでは1列目、HLOOKUPでは1行目しか検索の対象にできませんでしたが
XLOOKUPは2列目以降(HLOOKUPは2行目以降)の検索値に該当するデータを検索できます。


 =XLOOKUP(C13, $D$3:$D$7, $C$3:$F$7, "")

結果はこんな感じ。

その他使用例


他にもこんなことがしたい!とかあるかもなので
サポートページをご確認いただいてもいいかもですね。

以上、もりもりでした。

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